スパイラル巻きで配線を整理する方法

ハンドル前のケーブルがごちゃごちゃして困っていませんか？配線がごちゃごちゃしていると、せっかくの美しい電動自転車も、魅力が半減してしまうことがあります。そんな時、安価で簡単な解決策で、自転車の見た目をすっきりと整える方法をご紹介します。

スパイラルワイヤーラップとは、その名前から想像がつくかもしれませんが、電線を巻き付けるためのプラスチック製のスパイラル状のものです。様々な電子機器で使用され、多くの電線が絡まって見苦しい状態になることがあります。一般的には、コンピューターネットワーク、通信回線、その他大量の電線が絡み合う機器を指しますが、このスパイラルワイヤーラップは電動自転車にも同様に使えます。

電動自転車の配線で最も厄介なのは、通常、ハンドルバーの前の部分です。ブレーキケーブルが2本、シフトケーブルが1～2本、すでに配線されているはずです。スロットル、ディスプレイ、ヘッドライト、ホーン、スイッチ、USB充電器などへの配線も含めると、簡単に6本以上の配線が絡み合うことになります。

確かに、ワイヤーを束ねるために結束バンドを数本巻くことはできますが、これにはいくつかデメリットがあります。まず、結束バンドはワイヤーを絶縁体に押し込み、可動範囲を制限することで、ワイヤーに大きな負担をかけます。ワイヤーが互いに、そしてフレームにきつく押し付けられた状態でハンドルを切ると、ワイヤーに過度の負担がかかります。次に、結束バンドで覆われたワイヤーハーネスは、まさに「素人っぽい」印象を与えます。

解決策は？スパイラルワイヤーラップ。

ワイヤーをスパイラルワイヤーラップで巻くことで、ワイヤーを一つにまとめてすっきりとした見た目にするだけでなく、ワイヤーの動きやすさも向上します。個々のワイヤーは互いに固定されていないため、スパイラルワイヤーラップ内でわずかに動き、張力を軽減します。

電動自転車や状況によっては、ケーブルタイとスパイラルワイヤーラップを組み合わせて使うことが多いです。まずはケーブルをスパイラルラップで巻いて、ケーブルの長さが適切で、ケーブルが十分に動くようにしておきます。

次に、ケーブルタイを使用して、らせん状に巻いたワイヤーの束をフレームに軽く接続し、すべてをきちんと整理して邪魔にならないようにします。

残念ながら、スパイラルワイヤーラップは、特に長いワイヤーを扱う際にかなり面倒です。ラップを一回転させるたびに、未使用のラップ全体をワイヤーに巻き付ける必要があり、かなり疲れます。一つの近道は、ワイヤーラップをワイヤーに巻き付けることです。これは、巻くワイヤーの本数にもよりますが、最初の15～30cm程度まではうまくいきます。とはいえ、これは最終的には面倒な作業ですが、その成果は十分に価値があります。

スパイラルワイヤーラップはほぼあらゆるカラーが揃っているので、バイクの色に合わせて選べます。なんと、暗闇で光るスパイラルワイヤーラップまであります！ただ、個人的にはカラーのものはちょっと派手すぎると感じます。私はほぼいつも無地の黒のワイヤーラップを使っています。黒いケーブルやワイヤーと見事に調和し、最高にプロフェッショナルな印象を与えます。

スパイラルラップは色々なところで手に入ります。私はいつもAmazonで8mmのスパイラルラップを買っています。33フィートのロールが10ドル以下で手に入ります。自転車を数台巻くには十分です！